渡邊二郎著作集10 芸術と美

渡邊 二郎 著 , 高山 守 編集 , 千田 義光 編集 , 久保 陽一 編集 , 榊原 哲也 編集 , 森 一郎 編集

<呼ぶこと>の
存在論的美的研究

日本の哲学研究をリードし続けた偉大な哲学者の緻密な考究と真摯な思索の集成。『芸術の哲学』『美と詩の哲学』他を収録。存在と美をめぐる晩年の思索。解題・円谷裕二

渡邊二郎著作集10 芸術と美
  • シリーズ:シリーズ・全集
  • 8,400円(税込)
  • Cコード:0310
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2011/02/15
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:A5判
  • ページ数:672
  • ISBN:978-4-480-75270-3
  • JANコード:9784480752703
渡邊 二郎
渡邊 二郎

ワタナベ ジロウ

1931年10月15日、東京に生まれる。1949年、東京大学入学、53年、文学部哲学科卒業。58年、大学院人文科学研究科哲学専門博士課程、単位修得満期退学。63年、論文「ハイデッガー哲学の研究」により、文学博士(東京大学)。1958年、成城大学文芸学部専任講師。62年、助教授。64年、東京大学文学部助教授。67-69年、フンボルト財団奨学生として、ドイツのフライブルク大学に研究滞在。78年、東京大学文学部教授。92年、放送大学教養学部教授、東京大学名誉教授。2002年、放送大学名誉教授。日本哲学会委員長、哲学会理事長、実存思想協会理事長、日本シェリング協会会長、世界哲学会運営委員、日本学術会議哲学研究連絡委員長、等を歴任。2008年2月12日、膵臓癌のため逝去。

この本の内容

“呼ぶこと”の存在論的美学研究、『芸術の哲学』『美と詩の哲学』。“美”は“呼びかけるもの”である―存在と美をめぐる晩年の思索。

この本の目次

1 芸術の哲学(芸術における虚構と真実
アリストテレスの『詩学』 ほか)
2 美と詩の哲学(美について(美の根本問題に向けて
美の問題性とプラトン ほか)
ロマン主義的詩情について(ドイツ・ロマン主義の位置
ドイツ・ロマン主義成立の背景 ほか))
3 芸術と生(シェリングの芸術哲学
ショーペンハウアーの芸術論 ほか)

この本への感想投稿

本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。

(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)







 歳

 公開可   公開不可