菅野 昭正
カンノ アキマサ
1930年、横浜生まれ。東京大学文学部フランス文学科卒業。東京大学教授、白百合女子大学教授を経て、現在は世田谷文学館館長、日本芸術院会員。著書に『ステファヌ・マラルメ』(読売文学賞)、『変容する文学の中で 文芸時評』(全3巻)など。訳書に、クンデラ『不滅』、ル・クレジオ『アフリカのひと』など、多数。
「宇宙、世界についての認識とひとつに溶けあった詩のイデーを中心に置きながら、その詩の実現を遠い目標としてめざす」詩人の、文学的・思想的営みの在りようを伝える貴重な記録。本巻には1862年から1885年までの書簡の中より290通を精選して収める。
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