![菅野 昭正](/noimg/noimg_author.gif)
菅野 昭正
カンノ アキマサ
1930年、横浜生まれ。東京大学文学部フランス文学科卒業。東京大学教授、白百合女子大学教授を経て、現在は世田谷文学館館長、日本芸術院会員。著書に『ステファヌ・マラルメ』(読売文学賞)、『変容する文学の中で 文芸時評』(全3巻)など。訳書に、クンデラ『不滅』、ル・クレジオ『アフリカのひと』など、多数。
文学の極北をめざした詩人は、後半生にあって、詩的思索を深めながらほぼ毎日のように手紙を書いていた。詩の最深部を照射する透徹した眼差しと、家族や友へのすみずみまで詩的感性にひたされた優しい愛を映し出す卓抜な手紙699通を収める。
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