ミシェル・フーコー
フーコー,ミシェル
1926年フランス・ポワティエ生まれ。高等師範学校で哲学を専攻、ヨーロッパ各国の病院・研究所で精神医学を研究する。1969年よりコレージュ・ド・フランス教授。1984年没。主著に『精神疾患とパーソナリティ』、『狂気の歴史』、『臨床医学の誕生』、『言葉と物』、『知の考古学』、『監視と処罰』、『性の歴史』がある。
蓮實 重彦
ハスミ シゲヒコ
1936年東京生まれ。60年東京大学仏文学科卒業。同大学大学院人文研究科仏文学専攻修了。65年パリ大学大学院より博士号取得。東京大学教養学部教授(表象文化論)、東京大学総長を歴任。東京大学名誉教授。仏文学にとどまらず、映画、現代思想、日本文学など多方面で精力的な評論活動を展開し続けている。著書:『表層批評宣言』『凡庸な芸術家の肖像』『監督 小津安二郎』『映画の神話学』『シネマの記憶装置』『映画はいかにして死ぬか』『映画 誘惑のエクリチュール』『ハリウッド映画史講義』『齟齬の誘惑』『映像の詩学』ほか多数。
ドゥルーズが“まぎれもない傑作”と絶賛した「汚辱に塗れた人々の生」など後期の思想への転換点をさししめす重要なテクストを中心に、『性の歴史』第一巻を自ら語る討論・インタヴューなどを収録する。
1976(容認しえない死
政治の面相
十八世紀における健康政策
地理学に関するミシェル・フーコーへの質問 ほか)
1977(『我が秘密の生涯』への序文
ドゥルーズ=ガタリ『アンチ・オイディプス』への序文
性現象と真理
『カーキ色の判事たち』への序文 ほか)
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