樹のうえで猫がみている
おだやかな日常生活の中にもふと感じる淋しさ、やすらぎ、ぬくもり。キラリと光る日々のかけらが詩となって、のびやかな絵と響き合いながら綴られる女の気持。
- シリーズ:単行本
- 1,366円(税込)
- Cコード:0092
- 整理番号:
- 刊行日:
1990/01/30
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:A5判
- ページ数:96
- ISBN:4-480-80289-4
- JANコード:9784480802897
- 在庫 ×
朝(どんなに淋しかったか
いれもの 1
薄明
夢
女が
体温
目ざまし
箱
塔)
昼(シャツの重さ
白日
あし
記憶
午後
子供の食卓
思春期
梅雨
とうもろこしの甘い黄
一滴
羽虫
くだもの
フィリピンの女
陽の射す部屋
結婚の日々
砂袋
秋
男友達
視線)
夜(うすあかり
ジロー
手
とらわれ人
水漏れ
荒城の月
カキフライ
山の星
スープ
水分
いれもの 2
冷や酒
息を止める
鱗粉
ぐにぐに)
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