という、はなし

吉田 篤弘 著 , フジモ トマサル

一枚の絵に触発された想像力は、思いもかけない世界へと読むものをいざなう、選び抜かれた言葉で。全編、読書する動物が登場する24の掌編小説。

という、はなし
  • シリーズ:単行本
  • 1,470円(税込)
  • Cコード:0093
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2006/03/06
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:112
  • ISBN:4-480-80395-5
  • JANコード:9784480803955
吉田 篤弘
吉田 篤弘

ヨシダ アツヒロ

1962年、東京生まれ。小説を執筆しつつ、「クラフト・エヴィング商會」名義による著作、装丁の仕事を続けている。2001年講談社出版文化賞・ブックデザイン賞受賞。主な著書に『つむじ風食堂の夜』『百鼠』(ちくま文庫)『フィンガーボールの話のつづき』(新潮文庫)『空ばかり見ていた』(文春文庫)『それからはスープのことばかり考えて暮らした』(中公文庫)などがある。

この本の内容

読書をめぐる小さな絵物語集。喜怒哀楽24本入り。

この本の目次

夜行列車にて
背中の声
読者への回復
灯台にて
虎の巻
待ち時間
地上の教え
何ひとつ変わらない空
居残り日録
眠くない
かならず
影の休日
寝静まったあとに
話の行き先
寝耳に水
ひとり
背中合わせ
とにかく
海へ
稀有な才能
日曜日の終わりに
暗転
時間を買う
恋と発見

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