おはよう、水晶━おやすみ、水晶
世界と対峙する内面の静かな朝……。悲しみを超克する水晶の覚醒。
猫と暮らす「私」。作家生活の日々の中で、時に可視化する「ヒトトンボ」「権現」の存在。生命、言葉、他者に取り巻かれた「私」とは? 笙野ワールドへの誘い!
その名前はろむる、水晶の髪、昆虫の翼、種族名、ヒトトンボ、天人星、夏王子、とも書く。性質は非情、楽器を鳴らす。その卵はフェリーにより、千葉に運ばれた、人の記憶に入り込み、「ともに暮らす」。彼との別れに関する警告と注意。世界と対峙する内面の静かな朝…悲しみを超克する水晶の覚醒。
おはよう、水晶
ふたつの贈り物
失われた記憶
夏王子の翼
記憶の埋め水晶
ヴァーチャル・ドクター
ヴァーチャル・ナイト
日記の霧、削除の虹
シンギング・レーザー
生命のない宇宙〔ほか〕
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