八丈島のロックンロール
『本の雑誌』が生んだ異色の弁護士のオモシロオカシエッセイ集−−あゝなつかしや青春篇、夜毎のカラオケ飲酒篇等々、正義の味方的弁護士の全貌がわかる一冊。
- シリーズ:単行本
- 1,325円(税込)
- Cコード:0095
- 整理番号:
- 刊行日:
1988/10/05
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:240
- ISBN:4-480-81258-X
- JANコード:9784480812582
- 在庫 ×
まさか、僕がエッセイ集などというものを出版する人になろうとは、ついこのあいだまで思ってもみなかった。思えば、今から六年前、ちょっとした事件で八丈島まで出掛けたら、折悪しく台風に巻きこまれ、六日間の島流し。余りの所在なさに書きなぐったのが「八丈島のロックンロール」である。もちろん一度かぎりのつもりで書いた原稿だったのが、いつの間にか「本の雑誌」のレギュラー執筆陣の一人、ということになり、あげく、他の雑誌にまで手を出す始末。筑摩さんに言われてふとふりむいて見ればゆうに単行本一冊分以上の分量になっていた、というのがコトの真相である。
事件その一 ああなつかしや青春篇
事件その二 夜毎のカラオケ飲酒篇
事件その三 かくもあやしき探険篇
事件その四 わたくし大好き娯楽篇
事件その五 読んだふりして読書篇
事件その六 やっぱり弁護士激怒篇
事件その七 ついついしゃべる秘密篇
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