かしこ 一葉

森 まゆみ

「夏っちゃんは、これに小説のタネと生命を使い果たしたんでした」(伊東夏子)。『通俗書簡文』の真髄に迫り、明治女性の暮しぶりを生き生きと伝える渾身の書下ろし。

かしこ 一葉
  • シリーズ:単行本
  • 2,415円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1996/11/20
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:384
  • ISBN:4-480-81410-8
  • JANコード:9784480814104
森 まゆみ
森 まゆみ

モリ マユミ

1954年東京都生まれ。84年、地域雑誌『谷中・根津・千駄木』創刊。近代建築の保存や上野不忍池保全などにも関わり、NTT全国タウン誌大賞、サントリー地域文化賞を受賞。著書に『一葉の四季』『円朝ざんまい』『手に職。』『女三人のシベリア鉄道』『大阪不案内』『東京ひがし案内』『明るい原田病日記』など多数。本書で第12回JTB紀行文学大賞を受賞。

この本の内容

明治の暮らしおんなの機微。夏っちゃんは、これに小説のタネと生命を使い果たしたんでした…。生前唯一の刊本『通俗書簡文』を読み展げる、渾身の書き下ろし。

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