文章の技

中村 明

文章とは、少しの工夫でぐっと生きてくるものだ。発想や語感、ユーモアや余情…読む人の心に届き、訴える、そんな表現の極意を、名文を知り尽くした著者が説く。

文章の技
  • シリーズ:単行本
  • 1,365円(税込)
  • Cコード:0090
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2003/03/19
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:192
  • ISBN:4-480-81449-3
  • JANコード:9784480814494
中村 明
中村 明

ナカムラ アキラ

1935年、山形県鶴岡市生まれ。国立国語研究所室長等を経て、現在、早稲田大学名誉教授。主著に『作家の文体』『名文』『現代名文案内』『文章作法入門』『悪文』『笑いの日本語事典』『人物表現辞典』(筑摩書房)、『日本語レトリックの体系』『日本語の文体』『笑いのセンス』『文の彩り』『日本語語感の辞典』『語感トレーニング』(岩波書店)、『小津の魔法つかい』『文体論の展開』(明治書院)、『センスをみがく文章上達事典』『日本語の文体・レトリック辞典』(東京堂出版)など。『集英社国語辞典』編者。『三省堂類語新辞典』編集主幹。高校国語教科書(明治書院)統括委員。

この本の内容

発想、語感、リズム、表現の間や深さ、ユーモアや余情…名文すなわち魅力的な文例を知りつくした著者がおくる、表現の極意。レポート・自分史・エッセー・小説―読む人の心に訴える術を説く。

この本の目次

1 書く前にこれだけは―文章表現の基本をチェック
2 技が飛び交う―目的別レトリック一覧
3 第一印象をぴたりときめる―書き出しの型と工夫
4 作品を締める―結びのタイプと技術
5 カメラアイをしなやかに―視点の種類と操作
6 イメージゆたかに―比喩表現の働き
7 目にありありと―自然・情景を描ききる
8 感覚を研ぎ澄ます―繊細な五感を映す
9 心のひだに分け入って―感情のニュアンスそのままに
10 魂を吹き込む―作中人物がのこのこ歩き出す

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