荷風さんの戦後

半藤 一利

昭和34年に亡くなる直前まで時代に背を向けつつも観察し記録し続けた永井荷風。その戦後の姿をベストセラー『昭和史』の著者が愛情溢れる筆致で描いた傑作評伝。

荷風さんの戦後
  • シリーズ:単行本
  • 1,785円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2006/09/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:280
  • ISBN:4-480-81478-7
  • JANコード:9784480814784
半藤 一利
半藤 一利

ハンドウ カズトシ

1930年、東京生まれ。53年、東京大学文学部卒業後、文藝春 秋社入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役などを経 て現在、作家。『漱石先生ぞな、もし』(新田次郎文学賞受賞)、『ノモンハンの 夏』(山本七平賞受賞)、『昭和史』(毎日出版文化賞特別賞受 賞)、『日本のいちばん長い日』『「真珠湾」の日』『遠い島ガダ ルカナル』『永井荷風の昭和』『清張さんと司馬さん』『日本国憲 法の二〇〇日』『聖断』『漱石先生お久しぶりです』『漱石先生大 いに笑う』『それからの海舟』『荷風さんの戦後』 『昭和史 探索』(全6巻)『昭和史残日録』『幕末史』など著書多数。

この本の内容

高度成長直前の1959(昭和34)年まで戦後を生き、時代には背を向けながらも自身の生活を徹底して記録し続けた文豪永井荷風。その孤高の姿を愛情溢れる筆致で描いた傑作評伝。

この本の目次

序 八月十四日のすき焼
第1章 生きる甲斐なきときに―昭和二十年
第2章 断然気に入った街・市川―昭和二十一年
第3章 何事にも馬耳東風なり―昭和二十二年
第4章 まずは浅草の雑踏の中へ―昭和二十三年
第5章 ロック座のストリッパーたちと―昭和二十四〜二十六年
第6章 もはや“女”に未練はなし―昭和二十七〜三十年
第7章 「ぽっくりと死にますぜ」―昭和三十一〜三十四年

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