回り灯籠

吉村 昭

「この世を飛び去るに及んできれいに死を迎えたい」

「この世を飛び去るに及んできれいに死を迎えたい」自らが描き続けてきた作中の歴史的人物のように、潔く死と向きあった作家。最後の連載随筆を一冊にまとめる。

回り灯籠
  • シリーズ:単行本
  • 1,470円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2006/12/14
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:224
  • ISBN:4-480-81485-X
  • JANコード:9784480814852
吉村 昭
吉村 昭

ヨシムラ アキラ

1927―2006年。東京生まれ。学習院大学中退。66年、「星への旅」により太宰治賞受賞。73年「戦艦武蔵」「関東大震災」などにより菊池寛賞受賞。79年「ふぉん・しいほるとの娘」(吉川英治文学賞)、85年「冷い夏、熱い夏」(毎日芸術賞)、「破獄」(読売文学賞)、94年「天狗争乱」(大佛次郎賞)、97年より日本藝術院会員。

著者に関する情報

追悼・吉村昭[全文を読む]

推薦のことば

吉村さん、私はこう読みました。 内藤初穂

[全文を読む]

この本の内容

自らが描き続けてきた歴史上の人物のように、潔く死と向きあった作家。死生観や取材の思い出などを綴った最後の連載随筆を一冊にまとめる。

この本の目次

回り灯篭(回り灯篭
未完の作品
歴史の襞
雉鳩
われ百姓の… ほか)
新潟旅日記(郷愁のある町
栃尾での昼食
唐爺や
白根の凧
妻と佐渡 ほか)
きみの流儀・ぼくの流儀(対談 吉村昭・城山三郎)

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