わが推理小説零年 山田風太郎エッセイ集成
小説は面白ければよい、
が、この面白いという意味に問題がある。
単行本未収録エッセイを、テーマで纏めた一冊。作家山田風太郎誕生となった推理小説とその世界、江戸川乱歩・高木彬光らとの交遊、自作執筆の裏話を収録。
敗戦後、若き山田風太郎はこう書く、「真に新しい面白さを読者の前に展開しなければならない」。作家誕生となった推理小説とその世界、江戸川乱歩、高木彬光、阿佐田哲也、横溝正史らとの交遊、執筆裏話などから浮かび上がる「物語の魔術師」の素顔。単行本初収録エッセイの逸品。
1 探偵小説の神よ(わが推理小説零年―昭和二十二年の日記から
小さな予定
旅路のはじまり―わが小型自叙伝 ほか)
2 自作の周辺(奇小説に関する駄弁
離れ切支丹
川路利良と警視庁 ほか)
3 探偵作家の横顔(日輪没するなかれ
御健在を祈る
疲れをしらぬ機関車 ほか)
4 風眼帖
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