木挽町月光夜咄

吉田 篤弘

あけてしまった
玉手箱の中に、

木挽町という町があって、そこに曾祖父が営む鮨屋があった。幻の店を探すうち、過去と現在がひとつになってゆく。日々の暮らしによぎる記憶と希望を綴った、著者初のエッセイ集。

木挽町月光夜咄
  • シリーズ:単行本
  • 1,890円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2011/11/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六変判
  • ページ数:272
  • ISBN:978-4-480-81511-8
  • JANコード:9784480815118
吉田 篤弘
吉田 篤弘

ヨシダ アツヒロ

1962年、東京生まれ。小説を執筆しつつ、「クラフト・エヴィング商會」名義による著作、装丁の仕事を続けている。2001年講談社出版文化賞・ブックデザイン賞受賞。主な著書に『つむじ風食堂の夜』『百鼠』(ちくま文庫)『フィンガーボールの話のつづき』(新潮文庫)『空ばかり見ていた』(文春文庫)『それからはスープのことばかり考えて暮らした』(中公文庫)などがある。

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