オバサン論 −オバの復権をめざして

大塚 ひかり

世の女性が等しく恐れる言葉オバサン。でもオバサンってそんなに悪いもの? 日本の歴史を繙けば一目瞭然! オバサンのイメージをひっくり返す画期的論考。

オバサン論 −オバの復権をめざして
  • シリーズ:単行本
  • 1,470円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2006/03/22
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:224
  • ISBN:4-480-81645-3
  • JANコード:9784480816450
大塚 ひかり
大塚 ひかり

オオツカ ヒカリ

エッセイスト。1961年、神奈川県生まれ、早稲田大学第一文学部日本史学専攻卒業。出版社勤務を経て、1988年、失恋体験を綴った『いつの日か別の日か──みつばちの孤独』(主婦の友社)以後、『源氏の男はみんなサイテー』『カラダで感じる源氏物語』『ブス論』(ちくま文庫)『『源氏物語』の身体測定』(三交社)『快楽でよみとく古典文学』(小学館101新書)など古典エッセイのほか、個人全訳『源氏物語』(全6巻 ちくま文庫)がある。(著者写真 (c)森幸一)

この本の内容

オバサン化の恐怖に堂々と立ち向かい、すべての女性に勇気と希望を与える本格的論考。

この本の目次

第1部 オバサンとは何か(嫌われ者、その名はオバサン
「オバサン」の誕生
オバサン蔑視のルーツは『源氏物語』 ほか)
第2部 オバサンはこんなにすてき(オバサン化は女の「正常な発達」
スケベオバの効能
オバの問わず語りが文学と歴史を作った ほか)
第3部 こんなオバサンになりたい(オバサン好きな男たち
オバサンの基本は「自己肯定」
憧れのオバサン)

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