「係長」山口瞳の処世術
サントリーに入社すると
上司が「係長」山口瞳だった
直属の上司だった「係長」山口瞳は、著者にとって会社渡世や言葉遣いから酒の飲み方まで教えてくれた人生の教師だった。作品や体験を通して、その真髄を描く。
いつまでも懐かしい人 中野朗
『江分利満氏の優雅な生活』連載開始の翌年、著者がサントリーに入社すると、直属の上司が「係長」山口瞳だった。前著「『洋酒天国』とその時代」で第24回織田作之助賞を受賞した著者の好評第2弾。
第1章 渡世と処世
第2章 酒場のしきたり
第3章 女について
第4章 複眼の作法
第5章 「会社人間」人生案内
第6章 人脈と派閥について
第7章 趣味の価値
第8章 家庭について
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