江戸がからになる日
結局は何事も起こりえない日本の風土への、あっけらかんとした絶望。見たて、かぶき、俳諧化を通して生成する言語宇宙。この現代日本の特異な作家への鎮魂譜。
- シリーズ:単行本
- 2,520円(税込)
- Cコード:1095
- 整理番号:
- 刊行日:
1988/06/23
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:256
- ISBN:4-480-82247-X
- JANコード:9784480822475
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1 石川淳という名の事件
2 石川淳文学の革命伝説
3 「純粋」と革命
4 菩薩行としての小説―『普賢』の驍舌体をめぐって
5 『紫苑物語』論―悪運と妄執と花
6 江戸がからになる日―『至福千年』をめぐる江戸学と異端黙示録
7 ものいう死者の思想―『狂風記』、あるいは地底の千年王国
8 巨根伝説の探究―『六道遊行』小論
9 メタフィジックとしての「俳諧」―危機の小説学と言語革命
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