作文する小説家
小説の様式に収まりきらない現実をことばに繋ぎとめるべく、滑らかな熟練を拒んで〈書くこと〉の起源に立ち戻ろうとした作家たちの営為を、〈作・―・文〉として捉え返す。
- シリーズ:単行本
- 2,854円(税込)
- Cコード:0095
- 整理番号:
- 刊行日:
1993/09/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:256
- ISBN:4-480-82305-0
- JANコード:9784480823052
- 在庫 ×
小説という様式をはみだしてしまう「現実」を、どうすればことばに繋ぎとめられるのだろうか?向上のための習練やなめらかな熟練を拒んで、どこまでも〈書くこと〉の起源に立ち戻ろうとした作家たち―谷崎潤一郎、島尾敏雄、永山則夫、中上健次―の営為を、〈作‐文〉としてとらえかえす。
1 見取図
2 時差論
3 作文論
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