南洋・樺太の日本文学
中島敦ら近代日本の作家たちは、南洋や樺太に何を求め、何を遺したのか? 植民地文学研究の第一人者が、日本文学史の空白を埋めるべく挑んだ本格的評論集。
- シリーズ:単行本
- 2,548円(税込)
- Cコード:0095
- 整理番号:
- 刊行日:
1994/12/16
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:224
- ISBN:4-480-82314-X
- JANコード:9784480823144
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中島敦は、南洋庁・国語教科書編修書記として移り住んだパラオで何を見たのか。『冒険ダン吉』、南洋一郎など大衆文学・娯楽から、佐藤惣之助、阿部知二、さらには池沢夏樹に至るまで、それぞれの南方イメージとは。文学史の空白を埋めるべく、日本植民地下の朝鮮、台湾、満洲の文学を追究する著者が、南洋、樺太に取組む。
植民地文学とは何か
コロニアリズムとオリエンタリズム
「南」へ向かう文学
「冒険」の島と海
流氷と椰子の実
氷の島と雪の海
千島の文学をめぐって
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