夏目漱石を読む

吉本 隆明

生涯の主要な作品を論じ、繰り返される主題と資質のかかわりに鋭い解釈を加え、「暗い」漱石と「国民的作家」漱石のあいだにゆきとどいた理解の筋道をつける。

夏目漱石を読む
  • シリーズ:単行本
  • 1,890円(税込)
  • Cコード:0095
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2002/11/25
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-82349-2
  • JANコード:9784480823496
吉本 隆明
吉本 隆明

ヨシモト タカアキ

1924年東京生れ。東京工業大学電気化学科卒。詩人、評論家。著書に『高村光太郎』『言語にとって美とはなにか』『共同幻想論』『書物の解体学』『最後の親鸞』『世界認識の方法』『ハイ・イメージ論』(全3巻)『宮沢賢治』『良寛』『私の「戦争論」』『夏目漱石を読む』『吉本隆明 五十度の講演』など多数。

この本の内容

生涯の主要な作品を論じ、繰り返される主題と資質のかかわりに鋭い解釈を加え、「暗い」漱石と「国民的作家」漱石のあいだにゆきとどいた理解の筋道をつける。

この本の目次

渦巻ける漱石(『吾輩は猫である』
『夢十夜』
『それから』)
青春物語の漱石(『坊っちゃん』
『虞美人草』
『三四郎』)
不安な漱石(『門』
『彼岸過迄』
『行人』)
資質をめぐる漱石(『こころ』
『道草』
『明暗』)

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