荷風 百(けん) 夏彦がいた ─昭和の文人あの日この日
つむじ曲りの頑固ものが
気ままに生きた
時代があった!
つむじ曲りの頑固ものが気ままに生きた時代があった。ひと筋縄ではいかぬ文人たちの身辺雑記や楽屋ばなしのかずかず、精選三〇〇余話で織りなす昭和の世相と人情。
つむじ曲りの頑固ものが気ままに生きた時代があった!文人たちの身辺雑記や楽屋ばなし精選三〇〇余話で織りなす昭和の世相と人情。
冬空の俄に暗しきのふから―永井荷風
下町っ子は弱気でいけない―谷崎潤一郎
思いがけない“歳末騒夜”―小山内薫
あなたの名を汚すばかりですから―与謝野晶子
悶々と蠅を叩いていたりけり―吉川英治
何かいい題名はないか―梶井基次郎
直木って、いやにイバってますなあ―直木三十五
東京の真ん中で盆踊りとは―岡鬼太郎
やァとなァソレ、ヨイヨイヨイ―高見順
映画俳優にでもなってやろうか―石川達三〔ほか〕
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