ニューヨークの世紀末
今までのアメリカ文学・文化史主流の言説の中であえて黙殺されてきた作品群・人物像とはどんなものだったのか。知的にして官能的なもうひとつのアメリカを読む。
- シリーズ:単行本
- 2,447円(税込)
- Cコード:0098
- 整理番号:
- 刊行日:
1996/01/08
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:216
- ISBN:4-480-83628-4
- JANコード:9784480836281
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ゲイ/セクシュアリティ論の斬新な視角を導入、これまでの古き良きアメリカ文学史・文化史をまったくあらたに読み直すための日本初の画期的な書物。確かに存在しながらもいままで黙殺されてきたアメリカの姿、そして多型倒錯的な独身者の都市ニューヨークの姿とは。
第1章 ニューヨークの世紀末―19世紀末NY メルヴィル、アダムズ、デュシャン
第2章 ジャズと札束とフラッパー―失楽園 スコット・フィッツジェラルド「マイ・ロスト・シティー」
第3章 カメレオンのための朝食―アンチNY トルーマン・カポーティ「ローカル・カラー」
第4章 ウォール街の悪夢―ポストギャツビー トム・ウルフ『虚栄の篝火』
第5章 窓からベイブリッジが見える―都市と橋 ウィリアム・ギブスン『ヴァーチャル・ライト』
第6章 ハードゲイ・ハードボイルド―20世紀末NY クシュナー、ダマート、インディアナ
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