ヴァレリーの肖像
20世紀最大の批評家ポール・ヴァレリーにおける〈ナルシス〉のテーマを軸に、ヴァレリー的主体のありようを、伝記的な事象にも触れながら多面的に描き出す。
20世紀最高の詩人・批評家ヴァレリーにおける“ナルシス”のテーマを主軸に、書く主体としてのヴァレリーの肖像を、その生涯の出来事にも触れながら、明晰な論理と透徹したエクリチュールで多面的に描き出す、白熱の論考。
第1章 ナルシスの出発―初期ヴァレリーの想像的世界
第2章 嵐について―ヴァレリーの危機のころ
第3章 境界について―『ムッシュー・テスト』を中心に
第4章 ある対話について―ヴァレリーとマラルメ
第5章 ふたたび嵐について―『若きパルク』を読む
第6章 ナルシスの変貌―『ナルシス断章』を中心に
第7章 光と暗黒について―『ナルシス“終曲”』と『天使』
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