テクストとしての日本
日本を愛した心友ロラン・バルトを追想する哲学的エセーをはじめ、フーコー、ラカン、ワーグナー、小津安二郎、三島等、日本文化論を基調に紡ぐ灼熱の思索。
- シリーズ:単行本
- 1,995円(税込)
- Cコード:0098
- 整理番号:
- 刊行日:
1987/05/25
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:A5判
- ページ数:256
- ISBN:4-480-84179-2
- JANコード:9784480841797
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文学とは友愛なのだ。テクストの持つ意味とは、我々に友情を差し出すということなのだ(「バルト諸相」より)―フランス第一級の文人が、日本文化論を基調に紡ぐ馥郁たるエセー集。知の喜びあふれる現代思想入門の書でもある。深い静けさをたたえた透明典雅な文体で、日本を愛した心友ロラン・バルトを追想する哲学的エセーをはじめ、フーコー、ラカン、クローデル、ワーグナー、ドストエフスキー、小津安二郎、三島等をめぐって展開する灼熱の思索。
私のなかの日本
バルト諸相
テクストとしての日本
ミシェル・フーコー
文人ラカン
カミュ、ドストエフスキー、三島
ニヒリストフロベール
小津安二郎の透明と深さ
サドから三島へ
ワーグナー 陶酔の世界
ある哲学者の見た日本
日本註解者クローデル
クローデルと内なる壁
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