老いの生きかた

鶴見 俊輔

モンテーニュやサルトルから串田孫一まで、心に残り、自分と他人の老いについて考えるヒントになるよう編まれたユニークなアンソロジー。[R]◎こころの本

老いの生きかた
  • シリーズ:単行本
  • 1,427円(税込)
  • Cコード:0010
  • 整理番号:
  • 刊行日: 1988/08/25
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:B6判
  • ページ数:200
  • ISBN:4-480-84191-1
  • JANコード:9784480841919
鶴見 俊輔
鶴見 俊輔

ツルミ シュンスケ

1922年、東京生まれ。1942年、ハーヴァード大学哲学科卒。交換船で帰国後、海軍嘱託としてジャカルタ在勤武官府勤務。46年、丸山眞男らと『思想の科学』を創刊。65年、小田実らとベ平連を結成。京大助教授、東工大助教授、同志社大教授を経て70年より著述業。著書に『いま家族とは』、『本音を聴く力』(福島美枝子と共著)、『家の神』(写真:安達浩)など。他に『鶴見俊輔集』全12巻・続篇5巻がある。

この本の内容

この本は、老いについての文章をあつめた。どのように老い、どのように終るかは、人それぞれでちがうから、当然にこの本は老いについての相反した観察をふくんでいる。限られた時間のなかで、いかに充実した人生を過ごすか。来たるべき日にむけて、考えるヒントになるエッセイ集。

この本の目次

未知の領域にむかって(鶴見俊輔)
柳先生(中勘助)
『黄昏記』より(真野さよ)
生命の酒樽(山田稔)
最晩期の斎藤茂吉(鮎川信夫)
幸せな男(高森和子)
ジジババ合戦、最後の逆転(富士正晴)
分不は老熟につきもの(キケロ/吉田正通訳)
若さと老年と(金子光晴)
老齢は強力な病気(モンテーニュ/原二郎訳)
要約すると(モーム/中村能三訳)
70歳の自画像(サルトル/海老坂武訳)
あととさき(室生犀生)
耄碌寸前(森於莵)
現在高(幸田文)
小さくなる親(串田孫一)
おいしい仔犬(戸井田道三)
巣箱(野上弥生子)
年齢のこと(天野忠)

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