《類似》の哲学
類似は差異と同一性によって分解され、知の片隅に追いやられた。しかしこの近代の過程はどこか不自然ではないか? 類似の可能性を現在に甦らせる力作批評。
- シリーズ:単行本
- 2,447円(税込)
- Cコード:1010
- 整理番号:
- 刊行日:
1996/03/21
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:248
- ISBN:4-480-84243-8
- JANコード:9784480842435
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かつては「世界の折り目」でありながら「知の片隅に追いやられた」(フーコー)とされる類似―近代の過程が排除したその可能性にふたたび光をあて、自由と束縛という古くて新しい問題を浮き彫りにする力作批評。
1 オリジナルとコピー(デカルトのツリー
ルソー対フランクリン
ロレンスの樹木と性
デュラスの回り道)
2 類似と二重性(類似の抑圧
二重の美
めまいの美学
要約しえないこと
人は草である)
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