隻手の音なき声 ─ドイツ人女性の参禅記
「あるがままの自分に向きあいたい」、臨済宗・相国寺でドイツ人女性が修行した。坐禅や接心を通して、迷いから解き放たれ、悟りへ開かれてゆく魂の禅的精神体験記。
- シリーズ:単行本
- 1,890円(税込)
- Cコード:0015
- 整理番号:
- 刊行日:
2005/07/25
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:256
- ISBN:4-480-84267-5
- JANコード:9784480842671
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隻手音声、熱心に坐禅を続けた著者に老師が与えたのは、白隠創案の公案(禅の問い)だった。両手を合わせて打てば音が響くが、片手では音は出ない。隻手の音なき声を聞くとはどういうことか―。ドイツ人女性が体験した禅の豊かな世界。
禅の寺への道
仏とは誰であり、どこにいて、何であるか
無門の門
風は、吹くがままに吹く
隻手の音声を聴け
東西なし
帰国、そして再訪
あるがままの自分を見ることを学ぼう
生まれる以前にもっていた顔
隻手が天と地を貫く〔ほか〕
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