「心」が支配される日
国ぐるみの規模で心が
コントロールされる実態。
いま、「日本国民」の心が徹底利用される。消費欲を高めるために、労務管理のために、治安のために……。弱肉強食の新自由主義社会における現状と近未来像を徹底取材。
「心の時代」の正体 高橋哲哉
国ぐるみの規模で心がコントロールされる実態。いま、熱く見つめられる「日本国民」の心。消費欲を高めるために、労務管理のために、治安のために…。「改革」の名の下に剥き出しになった弱肉強食の世界で、いま人々の内面が利用される様を徹底取材する。
第1章 “心”で生産性を高める(掃除で「心を磨く」
「心を測る」ハイテク狂想曲
「心の病」を排除せよ)
第2章 “心”を操る教育(「心のノート」を歌う
“心”の授業
『心のノート』の浸透―国会から校長まで ほか)
第3章 支配される「日本人」の“心”(水は心を知っているのか?そして神道
ポジティブな心、心の東京革命、監視カメラ実験
教育のヤスクニが祀るのは ほか)
最終章 新自由主義が支配する“心”の正体
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