日韓ナショナリズムの解体
単一化の構造に抗して
日韓両国でのフィールドワークと文献渉猟により、マイノリティを 抱きしめて 切り取る、〈無意識で善意のナショナリズム〉の暴力を明らかにする意欲作。
日韓両国でのフィールドワークと文献渉猟により、マイノリティを“抱きしめて”切り取る、“無意識で善意のナショナリズム”の暴力を明らかにする。
序章 「複数のアイデンティティ」を持つということ(無意識で善意のナショナリズム
ハーフとは差別用語か ほか)
第1章 日本の「内地」という政治(ナイチャーということばから考える
「内地」という無意識 ほか)
第2章 韓国ナショナリズムと「故地意識」―民族主義とナショナリズムのあいだにあるもの(「反民族法」から考える韓国
韓国のナショナリズムと民族主義 ほか)
第3章 日韓のマイノリティから見た「切り取り」の様相(在韓華僑とは誰か
八重山台湾系移民とは誰か ほか)
終章 名前とアイデンティティ(小笠原で考えたこと
まとめ―あなたも「複数のアイデンティティを持つもの」である)
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「複数のアイデンティティ」を生きるということ[全文を読む]