日韓ナショナリズムの解体 

李 建志

単一化の構造に抗して

日韓両国でのフィールドワークと文献渉猟により、マイノリティを 抱きしめて 切り取る、〈無意識で善意のナショナリズム〉の暴力を明らかにする意欲作。

日韓ナショナリズムの解体 
  • シリーズ:単行本
  • 2,310円(税込)
  • Cコード:0036
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2008/07/03
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:236
  • ISBN:978-4-480-84286-2
  • JANコード:9784480842862

著者からのメッセージ

「複数のアイデンティティ」を生きるということ[全文を読む]

この本の内容

日韓両国でのフィールドワークと文献渉猟により、マイノリティを“抱きしめて”切り取る、“無意識で善意のナショナリズム”の暴力を明らかにする。

この本の目次

序章 「複数のアイデンティティ」を持つということ(無意識で善意のナショナリズム
ハーフとは差別用語か ほか)
第1章 日本の「内地」という政治(ナイチャーということばから考える
「内地」という無意識 ほか)
第2章 韓国ナショナリズムと「故地意識」―民族主義とナショナリズムのあいだにあるもの(「反民族法」から考える韓国
韓国のナショナリズムと民族主義 ほか)
第3章 日韓のマイノリティから見た「切り取り」の様相(在韓華僑とは誰か
八重山台湾系移民とは誰か ほか)
終章 名前とアイデンティティ(小笠原で考えたこと
まとめ―あなたも「複数のアイデンティティを持つもの」である)

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