表象と倒錯
西欧近代の〈知〉の完璧な体現者でありながら近代の閾を越えそこねた生理学者=写真家の実像に迫り、〈表象〉と〈イメージ〉の運命を華麗なエクリチュールで描く力作。
“表象”から“イメージ”へ。医学・生物学の大家として栄光に輝いたE=J・マレー―西欧近代の“知”の完璧な体現者でありながら近代の閾を越えそこねた生理学者=写真家の実像に迫り、“表象”と“イメージ”の運命を華麗なエクリチュールで透視する渾身の力作。
1 倒錯者マレー(なぜマレーを愛するか
「表象の技師」とその偏執
生命と倒錯)
2 「近代」の閾(言語と言語ならざるもの
空気・浮游・性差
映画装置の勝利と敗北)
3 イメージ、その欲望と倫理(シネマトグラフの手前で
飛ぶ鳥は飛ばず
ゼノンからアルベルティーヌへ)
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