国土論
国土という〈場〉の、天皇と資本主義の世紀百年の歴史を、〈故郷〉の生成、敗戦の焦土、高度成長、三島の自決、バブルの首都などの出来事に光をあてて鮮烈に描き出す。
フーコーやベンヤミン、柳田国男の視点をふまえて、社会学に新しい位相を呈示しつつ現代における「社会記述」の可能性を探ってきた著者が、日本という同一性を支える場である「国土」の運命を、壮大な構図の中に描き出した記念碑的労作。
第1部 天皇の国土(大逆と殉情
「故郷」の記憶
焦土)
第2部 成長の斜面(生の哲学
成長と神話
憂国)
第3部 零の修辞学(天皇の死
資本の波形
ニュータウンの光景)
第4部 廃墟(海の死と記号の国土
異神と少年
都市と「私」のカタストロフィ)
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