最高裁調査官報告書
門外不出の内部資料=調査官報告書の分析と、松川裁判にかかわった裁判官たちの群像を通して、その心証形成の岐路に踏み込み、誤判の温床に鋭くせまる。
- シリーズ:単行本
- 1,785円(税込)
- Cコード:0032
- 整理番号:
- 刊行日:
1986/06/18
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:280
- ISBN:4-480-85312-X
- JANコード:9784480853127
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有罪か無罪か?裁判官の心証は、どのようにして形成されるのか?門外不出の内部資料=調査官報告書と裁判官の群像を通して、その心証形成の岐路に踏み込み、誤判の温床に鋭くせまる。
1 まぼろしの『調査官報告書』
1章 報告書とのめぐりあい
2章 松川事件と裁判の経過
3章 報告書の完成まで
4章 暴走する“心証”―報告書の内容
2 12名の裁き人たち―最高裁大法廷
5章 「証拠」にもとづく心証―多数意見
6章 誤判への道―少数意見
3 最後の裁き人たち―最高裁第一小法廷
7章 最終判決を支えた人びと
8章 下飯坂少数意見
9章 第一審の裁判長―長尾信判事
10章 第二審の裁判長―鈴木禎次郎判事
11章 差戻し審の裁判長―門田実判事
5 民主主義と司法
12章 「裁判批判」をめぐって
13章 裁判所で、いま何が起こっているか
14章 松川裁判とジャーナリズム
15章 松川裁判と広津和郎
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