阿蘭陀商館物話
鎖国時代、長崎の出島に住むオランダ商館員と丸山遊女の悲哀。その間に生まれた混血児の運命を内外の史料と故地の調査をもとに追った、新視点からの日蘭関係史。
- シリーズ:単行本
- 1,995円(税込)
- Cコード:0000
- 整理番号:
- 刊行日:
1986/12/18
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:244
- ISBN:4-480-85352-9
- JANコード:9784480853523
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本書は、日本女性を娶り、また丸山遊女と哀歓を共にしたオランダ商館員の哀憐の物語でもあるが、丸山の妓女と深い関わりを持ったオランダ人として比較的知名度の高い、商館長ヘイスベルト・ヘンミイ、ヘンドリック・ドゥーフ、ヤン・コック・プロンホフ、またドイツ国籍ながら来日を果たしたハインリッヒ・ビュルガァ(シーボルトの助手)、シーボルト、幕末に来日した商人カルル・ユーリウス・テクストルなど、著名の士と無名人と合わせて取り上げた。終章では、17世紀中葉にライデン大学に学んだ、日蘭混血児フランソワ・カロン、ピィーテル・ハルティンクらの行実と生涯をたどった。
第1章 出島の今昔
第2章 オランダ商館の人びと(オランダ人と丸山遊女
商館長ヘイスベルト・ヘンミイ
商館長ヘンドリック・ドゥーフ
商館長ヤン・コック・ブロンホフ
シーボルトの助手ビュルガァ
シーボルトをめぐる日本女性
商人カルル・ユーリウス・テクストル)
第3章 混血児の運命
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