システムの贈りもの
岡田有希子の自殺、エホバの証人、F・F現象、ファミコンなど、近年われわれの耳目をひく社会的・風俗的事象を、社会システムと大衆の欲望との関連で論じる。
- シリーズ:単行本
- 1,365円(税込)
- Cコード:0036
- 整理番号:
- 刊行日:
1987/02/20
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:218
- ISBN:4-480-85357-X
- JANコード:9784480853578
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主体的な死からはるかに遠く隔てられて、現在の高度消費社会における、大衆の欲望はどこへ行こうとしているのか?われわれの耳目をそばだて、また関心をひきつけてやまないさまざまな社会的・風俗的な事象を、社会システムが産出する「贈りもの」と、それを消尽してやまない大衆の「欲望」との関係においてとらえる。
不死の時代に
飛翔と落下―岡田有希子の自殺事件
死の行進―「エホバの証人」の輸血拒否事件
小年コミック雑誌論
少女コミック雑誌論
死体愛好のデカダンス―F・F現象論
「ファミコン」という妖怪
TVワイドショー番組論
スポーツ新聞の現象学
埋立地のうえの“異界”―もう一つの東京ディズニーランド論
マネーの誘惑―マルチ商法論
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