ミュンヒェンの白いバラ
一九四二年ミュンヒェンに撒かれた反ナチの一枚のビラ。戦後、 ドイツの良心 として神話的にまで評価された「白バラ」グループの実際を克明に追った労作。
- シリーズ:単行本
- 2,520円(税込)
- Cコード:0022
- 整理番号:
- 刊行日:
1988/10/24
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:408
- ISBN:4-480-85457-6
- JANコード:9784480854575
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第三帝国に抵抗した「白バラ」運動の全軌跡。1942年夏、反ナチスの一枚のビラがヒトラー抬頭の地ミュンヒェンの町の人々にひそかに配られた。戦後、“ドイツの良心”として神話的にまで高く評価された「白バラ」グループの反ナチ活動を、豊富な資料と取材で丹念に追い、その実像を描いた労作。
プロローグ 「白バラ」登場・1942年夏
1 時代背景
2 「白バラ」最初のメンバーたち(ハンス・ショル
アレクサンダー・シュモレル
クリストフ・プロープスト
白バラの成立
ソフィー・ショル)
3 「白バラ」第一の展開(第三のビラ
ヴィリー・グラーフ
第二学生中隊での生活
白バラに影響を与えた人たち
『風防燈火』)
4 転機・ロシア体験の意味(ロシアへ
ロシア体験の意味
ドイツに残った人々
ミュンヒェン帰着
体制に抗する人々
その他の協力者たち)
5 ドイツ抵抗運動(ドイツ抵抗運動のビラ
当時の状況
同志を求めて―ヴィリー・グラーフの旅
ウルムの高校生たち
スターリングラードの敗戦
ファルク・ハルナックとの会合
落書)
6 破局
エピローグ 幻想としての「白バラ」
関係年表
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