技術形成の国際比較
後発国が技術移転する際に起こるさまざまな矛盾点、それへの対応の仕方のケーススタディを通して、社会の技術受容能力とは何かを追究する。
- シリーズ:単行本
- 6,932円(税込)
- Cコード:3033
- 整理番号:
- 刊行日:
1990/11/28
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:A5判
- ページ数:384
- ISBN:4-480-85560-2
- JANコード:9784480855602
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後発国工業化理論への着実なアプローチ。後発国が工業化のため技術を移転する際に起こるさまざまな矛盾点、それへの対応の仕方を、韓国・台湾・メキシコ・インドなどと中進国段階にあった日本とを比較しながら、社会の技術受容能力とは何かを追究する。
第1部 総論(技術形成の国際的比較のために
中進国機械貿易の発展―日本と韓国・台湾の比較)
第2部 中進国の技術形成の国際比較(メキシコ自動車産業の形成と技術
韓国・現代自動車の技術形成
日本自動車産業の中進国的自立と発展―「日本的生産システム」の歴史構造
日本と台湾にみる発展途上期工作機械工業
インドの小規模機械工業―エスコーツ社の関連企業の技術問題)
第3部 日本の経験ケース・スタディ(自動車部品企業の技術形成―プレス工業とアクスル・ハウジング加工技術
挫折した農村機械工業の役割―真崎鉄工場と佐賀の電気潅漑事業
自転車部品工業技術の確立過程―島野工業と丹下鉄工所を事例に
技術教育における先進と後進―世紀転換期のイギリス、ドイツ、日本
社会の技術的能力―静的概念と動的概念)
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