中世娼婦の社会史
フランス・ローヌ河流域の娼館や浴場をめぐる公文書や裁判記録をもとに、中世社会の売買春の実態を明らかにした論考。男と女の関係から中世社会の姿を描く。
- シリーズ:単行本
- 3,466円(税込)
- Cコード:0022
- 整理番号:
- 刊行日:
1992/10/09
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:A5変判
- ページ数:352
- ISBN:4-480-85618-8
- JANコード:9784480856180
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フランス・ローヌ河流域の諸都市の娼館や浴場をめぐる公文書や裁判記録をもとに、中世の売買春の実態を明らかにした論考。売買春を生み出した当時の社会の構造を浮き彫りにする。
第1部 15世紀ローヌ河流域における売春・若者・都市社会(都市における売春の構造と規模
性の秩序、青年の破壊衝動、仲介制度
犠性者とその運命―犠性者、斡旋者、娼婦
売春と社会)
第2部 習俗の発展の諸段階(外観
潜在的な力
抑圧された自然
自然の勝利
放蕩と悔悛)
第3部 証言(習俗の発展と文学における解釈
史料)
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