悪夢の選択
文明の掲げる理想は幻想であり、文化は根源的フィクションであるが、人間はそれなしには生きられない。悩ましい選択や「偽りの自己提示」は運命的なものなのだ。
- シリーズ:単行本
- 2,243円(税込)
- Cコード:0036
- 整理番号:
- 刊行日:
1992/10/23
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:224
- ISBN:4-480-85627-7
- JANコード:9784480856272
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不可視の内部を持つ者同士が頻繁に接触し、さまざまの関係を取り結ぶ複雑で流動的な現代社会では、コミュニケーションは見せかけや偽装などのレトリックを必要とする。しかし、このような社会を思想史的に展望するならば、超越的な理念、懐疑と自省を無視できなくなるだろう。
1 悪夢の選択―『闇の奥』の文明論
2 老いのイメージ
3 芸術社会学の形成
4 日本文化の100年―「適応」「超越」「自省」のダイナミクス
5 ストレンジャーの文化
6 うそ現象へのアプローチ
7 紳士の対話―プラトンのコミュニケーション論
8 「神の国」の平和―アウグスティヌスのコミュニケーション論
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