終わりなき日常を生きろ
キーワードは「終わらない日常」と「さまよえる良心」。オウム幹部と同世代の著者が、オウムを生み出した世代と時代を徹底検証する。気鋭の社会学者の緊急声明。
- シリーズ:単行本
- 1,365円(税込)
- Cコード:0036
- 整理番号:
- 刊行日:
1995/07/25
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:192
- ISBN:4-480-85720-6
- JANコード:9784480857200
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オウム事件以降も、歴史教科書問題・酒鬼薔薇事件と、終わりなき日常を濃密に生きる知恵を持たない人々が、ハタ迷惑な噴き上がりをみせつつある。世紀末的混乱のさなか、本書の意義はさらに増大しつつあると思う。
第1章 「オタク論・連赤論・二重組織論・邪宗論」はデタラメ(「オタク文化の悪しき影響」ではない
「連合赤軍事件と同じ」ではない ほか)
第2章 「さまよえる良心」がアブナイ(「末端の信者はいい人」ではない
元教団幹部Aの人となり ほか)
第3章 「終わらない日常」はキツイ(八〇年代の二つの終末観
サリンばらまき犯は「顔が見える」 ほか)
第4章 コミュニケーション・スキルという知恵(「終わらない日常」を生きるためのスキル
「世代的記憶」と結びついた喪失感 ほか)
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