青の歴史
ギリシャ・ローマの人々にとって、青は野蛮の色だった。現代、最も好まれる色として勝利を収めるまでの〈逆転の歴史〉を、フランスの紋章学の鬼才が鮮烈に描く。
- シリーズ:単行本
- 4,515円(税込)
- Cコード:0022
- 整理番号:
- 刊行日:
2005/09/21
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:A5判
- ページ数:256
- ISBN:4-480-85781-8
- JANコード:9784480857811
- 在庫 ×
ギリシャ・ローマの人々にとって、青は不快な野蛮の色だった。現代では、青は、最も好まれる色として勝利を収めている。フランスの紋章学の鬼才・パストゥローが、古代社会から現代にいたる青の“逆転の歴史”を、聖母崇拝と青、フランス王家の紋章への青の採用、宗教改革以後の倫理規範と青、さらにはジーンズと青など、西洋史のなかの興味深いエピソードとともに鮮烈に描き出す。
第1章 控えめな色―起源から十二世紀まで(白とそれに対立する二色
青く染める―タイセイとインジゴ ほか)
第2章 新しい色―十一‐十四世紀(聖母の役割
紋章の証言 ほか)
第3章 道徳的な色―十五‐十七世紀(奢侈法と服飾規則
規定された色と禁じられた色 ほか)
第4章 お気に入りの色―十八‐二十世紀(青対青―青色染料(パステル)とインジゴの闘い
新しい顔料―プルシアン・ブルー ほか)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可