皮膚の下に隠された未知の世界、その精緻にして美しい小宇宙をアクチュアルに体験する。最新技術〈プラスティネーション〉標本による、はじめての人体アトラス。
養老 孟司
ヨウロウ タケシ
1937年神奈川県鎌倉市生まれ。62年東京大学医学部卒業後、解剖学教室へ入る。95年東京大学医学部教授を退官。現在、同名誉教授。著書に『ヒトの見方』『からだの見方』(サントリー学芸賞)『唯脳論』『カミとヒトの解剖学』『からだを読む』『無思想の発見』(以上、筑摩書房)、『身体の文学史』『バカの壁』(毎日出版文化賞)『死の壁』(以上、新潮社)、『いちばん大事なこと』(集英社)、『養老孟司のデジタル昆虫図鑑』(日経BP社)、『まともな人』『ぼちぼち結論』(以上、中央公論新社)など多数がある。
人体とのつきあい方
人体保存の歴史の裏―死体は生きている
人体博物館
プラスティネーション誕生―グンター・フォン・ハーゲンス博士の足跡
現代の解体新書プラスティネーション
プラスティネーションの実際
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