アヘン戦争を契機に東アジアの「近代」が始まり、都市と建築は変容した。中国、韓国、台湾等に現存する建築物一七三九件の調査報告を通じて実態を明らかにする。
- シリーズ:単行本
- 24,466円(税込)
- Cコード:0052
- 整理番号:
- 刊行日:
1996/09/06
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:B5判
- ページ数:536
- ISBN:4-480-86042-8
- JANコード:9784480860422
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藤森 照信
フジモリ テルノブ
1946年長野県生まれ。東京大学大学院博士課程修了。専攻は近代建築、都市計画史。東京大学名誉教授。現在、工学院大学教授。全国各地で近代建築の調査、研究にあたっている。86年、赤瀬川原平や南伸坊らと「路上観察学会」を発足。91年〈神長官守矢史料館〉で建築家としてデビュー。97年には、〈赤瀬川原平邸(ニラ・ハウス)〉で日本芸術大賞、2001年〈熊本県立農業大学校学生寮〉で日本建築学会賞を受賞。著書に『日本の近代建築』(岩波新書)、『建築探偵の冒険・東京篇』『アール・デコの館』(以上、ちくま文庫)、『天下無双の建築入門』『建築史的モンダイ』(以上、ちくま新書)、『人類と建築の歴史』(ちくまプリマー新書)、『藤森照信建築』(TOTO出版)などがある。
増田 彰久
マスダ アキヒサ
1939年東京都生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。大成建設を定年で退職後、増田彰久写真事務所を主宰。明治、大正、昭和戦前の西洋館や近代化遺産を、一貫して撮影する。第33回日本写真協会年度賞受賞、第9回伊奈信男賞、2006年日本建築学会文化賞などを受賞。著書に、単著として『近代化遺産を歩く』(中公新書)、『和風モダン──増田彰久写真集』(河出書房新社)、『写真な建築』(白揚社)、『棟梁たちの西洋館──文明開化の夢とかたち』(中央公論新社)など。共著として、『建築探偵東奔西走』他、“建築探偵”シリーズ(藤森照信氏との共著、朝日新聞社)、『アール・デコの館』(同、ちくま文庫)、『歴史遺産 日本の洋館』全六巻(同、講談社)などがある。
1840年のアヘン戦争から始まる東アジアの“近代”。都市と建築はどのように変容していったのか―。中国、韓国、台湾、香港、マカオに現存する建築物1739件の調査報告を通して近代建築の実態を明らかにする。
中国(北京
上海
天津
ハルビン
長春 ほか)
香港
マカオ
台湾
韓国(総論・ソウル
大邱
木浦
韓国近代建築研究史)
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