人間科学

養老 孟司

人間とはなにか――神経系と遺伝子系、ヒト本来に備わる二つの情報系を視座に人間を捉えなおし、この根源的な問いに迫る。「21世紀ヒトの見方」を示す本格論考。

人間科学
  • シリーズ:単行本
  • 1,901円(税込)
  • Cコード:0045
  • 整理番号:
  • 刊行日: 2002/04/22
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:四六判
  • ページ数:240
  • ISBN:4-480-86064-9
  • JANコード:9784480860644
養老 孟司
養老 孟司

ヨウロウ タケシ

1937年神奈川県鎌倉市生まれ。62年東京大学医学部卒業後、解剖学教室へ入る。95年東京大学医学部教授を退官。現在、同名誉教授。著書に『ヒトの見方』『からだの見方』(サントリー学芸賞)『唯脳論』『カミとヒトの解剖学』『からだを読む』『無思想の発見』(以上、筑摩書房)、『身体の文学史』『バカの壁』(毎日出版文化賞)『死の壁』(以上、新潮社)、『いちばん大事なこと』(集英社)、『養老孟司のデジタル昆虫図鑑』(日経BP社)、『まともな人』『ぼちぼち結論』(以上、中央公論新社)など多数がある。

この本の内容

ヒト・ゲノム・シークエンスが解読され、脳研究は近年飛躍的な進展を遂げている。「人間とはなにか」。現代科学の成果が、根源的な問いに肉迫する。ではならば、われわれは、人間について、いったいなにを知っているというのか―「唯脳論」以来の思索を凝縮、養老ヒト学のひとつの到達点を示す待望の本格論考。

この本の目次

第1章 人間科学とはなにか
第2章 ヒトの情報世界
第3章 世界は二つ
第4章 差異と同一性
第5章 生物学と情報
第6章 都市とはなにか
第7章 人とはなにか
第8章 シンボルと共通了解
第9章 自己と排除
第10章 ヒト身体の進化
第11章 男と女

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