近代日本の警察と地域社会
警察はどのように登場し、いかなる役割を演じてきたか。近代社会の展開過程に警察を位置づけ、歴史の中で転変する姿を描く労作書下し。日本近代史の基本図書。
- シリーズ:単行本
- 6,090円(税込)
- Cコード:3021
- 整理番号:
- 刊行日:
2000/04/25
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:A5判
- ページ数:400
- ISBN:4-480-86113-0
- JANコード:9784480861139
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近代警察はどのように登場し、いかなる役割を演じてきたか。神奈川県警不祥事が端的に示す警察の驚くべき腐敗・退廃現象など、現代警察の矛盾は深い。本書は、近代日本社会の展開過程に警察を位置づけ、歴史の中で転変するその姿を描きだす労作書下し。日本近代史の基本図書。
第1部 近代国家成立期の警察と地域社会(近代国家の形成と警察
「帝国憲法」体制と警察
警察と地域社会―巡査日記を読む)
第2部 「大正デモクラシー」下の警察と地域社会(日露「戦後経営」と都市警察
「デモクラシー」の高揚と警視庁
「自警」と「民衆の警察化」
体制的矛盾の深化と警察
警察官ストライキと警察精神)
第3部 「治安維持法」体制下の警察と地域社会(特高警察機構・機能と構造
「陛下の警察官」の実像と虚像
戦時体制下の警察
戦時防空体制と警防団の活動
月島署警部補の戦中戦後―「参考簿」を読む
敗戦・占領と警察改革
日本近代警察の組織と機能―制度の概略)
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