二十一世紀の資本主義論
世紀末をおそった金融危機の先に、真の危機は、グローバル市場経済の基軸通貨ドルの危機として出現する――来るべき世紀の問題の所在を鮮やかに論じる諸論考。
- シリーズ:単行本
- 2,310円(税込)
- Cコード:0033
- 整理番号:
- 刊行日:
2000/03/01
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:320
- ISBN:4-480-86324-9
- JANコード:9784480863249
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来るべき危機とは何か?世紀末をおそった金融危機はこれからもくりかえし起るであろう、だが真の危機はその先に、グローバル市場経済の基軸通貨ドルの危機として出現するであろう―問題の所在を鮮やかに論じる書き下し表題作を柱に、「西鶴の大晦日」「美しきヘレネーの話」「ボッグス氏の犯罪」など卓抜な論考・エッセイを収録。
1 二十一世紀へむけて(二十一世紀の資本主義論―グローバル市場経済の危機
インターネット資本主義と電子貨幣)
2 短いエッセイ(売買と買売
商業には名前がなかった ほか)
3 長いエッセイ(西鶴の大晦日
美しきヘレネーの話 ほか)
4 経済学をめぐって(マクロ経済学とは何か
ケインズとシュムペーター ほか)
5 時代とともに(資本主義「理念」の敗北
歴史の終焉と歴史の現実 ほか)
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