教育再生の迷走
政治に翻弄される教育
教員採用試験での不正、教員免許制、小学校から始まる英語教育、全国学力調査。この国の教育はどこへ向かうのか? 政治にふり回される教育問題の本質をえぐる。
教員採用試験での汚職、教員免許更新制の導入、小学校から始まる英語教育、全国学力調査の意味…政治に翻弄される教育。この国の教育は、いったいどこへ向かうのか。
第1章 教育再生会議とはいったい何だったのか(教育バッシングの思わざる効果
参院選に利用される教育再生会議
選挙の目玉になりそこねた教育再生会議第二次報告
政治と教育
参院選以後の教育政策―教育振興基本計画)
第2章 教育政策はどのように変わるのか(教育委員会制度のどこが問題なのか
免許更新制と教員受難のパラドクス
学習指導要領の改訂と教職員定数の改善計画)
第3章 教育問題の本質とは(未履修問題から何を学ぶか
学習指導要領の改訂と小学校の英語教育)
第4章 学力調査から見えてくるもの(教育政策の路線変更と全国学力テストの意味
全国学力調査から見えてくるもの・見えてこないもの
PISAの結果と全国学力調査から見えてくるもの)
終章 迷走する教育改革(どうしてプラスの循環が生じないのか
教育改革を突き動かす力
ズレを生み出す原因)
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