移行期的混乱 ─経済成長神話の終わり
『経済成長という病』で
大きな反響を
呼んだ著者が説く、
歴史の転換点を生き抜く知見
人口が減少し超高齢化が進み経済活動が停滞する社会で、未来に向けてどのようなビジョンが語れるか? 転換点を生き抜く知見がここに。鷲田清一氏との対談も収録。
人口が減少し、超高齢化が進み、経済活動が停滞する社会で、未来に向けてどのようなビジョンが語れるか?『経済成長という病』で大きな反響を呼んだ著者が、網野善彦、吉本隆明、小関智弘、エマニュエル・トッドらを援用しつつ説く、歴史の転換点を生き抜く知見。
第1章 百年単位の時間軸で時代の転換期を読み解く
第2章 「義」のために働いた日本人―六〇年安保と高度経済成長の時代 1956‐1973
第3章 消費の時代の幕開け―一億総中流幻想の時代 1974‐1990
第4章 金銭一元的な価値観への収斂―グローバリズムの跋扈 1991‐2008
第5章 移行期的混乱―経済合理性の及ばない時代へ
終章 未来を語るときの方法について
付録 「右肩下がり時代」の労働哲学(鷲田清一×平川克美)
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