都市民族の芝居小屋
音と映像が爆発する過激な試み「MORAL」で斬新な空間を創造した劇作家が、みずからの歩みとともに小劇場運動をあとづけ、演劇の明日を問う書下し演劇論。
- シリーズ:単行本
- 1,260円(税込)
- Cコード:0000
- 整理番号:
- 刊行日:
1987/03/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:232
- ISBN:4-480-87102-0
- JANコード:9784480871022
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テクノロジーが浸透し、人間の〈生きる質〉が大きな変貌をとげつつあるいま、演劇は一体どこへ向かうのか―音と映像が爆発する過激な試み「MORAL」で斬新な祝祭空間を表現した劇作家が、自らの体験をふまえて小劇場運動をあとづけ、演劇の明日を真摯に問う。都市に棒げられた熱いオマージュでもある。
1 演劇探して・街に出て(小劇場運動終焉す
テントの内側へ)
2 内なる都市に向けて(水と砂のアナーキズム―唐十郎・北村想
観客席―寺山修司の場合
喝采の悪夢―つかこうへいその後
失語のダンディズム―野田秀樹)
3 消費社会の身体(「MORAL」作業ノートより
黒と白)
終章 演劇は批評する
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