夢のあとで映画が始まる
夢からさめるように映画は始まる。スクリーンの現実の中で自分を失い、言葉を失う経験に耳をそばだてることが著者にとっての映画批評だ。爽やかな評論集。
- シリーズ:単行本
- 1,998円(税込)
- Cコード:0074
- 整理番号:
- 刊行日:
1991/09/25
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:256
- ISBN:4-480-87153-5
- JANコード:9784480871534
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映画を見るとは、「ことば」と「自分」を失うことだ。そこには微笑の温度が香りのように漂っている。それを伝えるためにこそ、映画の批評は書かれなければならない。気鋭の著書によるアメリカ映画を軸とする評論集。
悪夢の中で目覚めて―アメリカ映画の現在
映画の中の自殺
映画の中の隠れ家
映画の中の「治癒の奇蹟」―触のドラマツルギー
映画の自画像、または、プロたちのファミリー賛歌
水面下の二人―『ブラック・ウィドー』と『恋のエチュード』
『リリー』、聖なる丸顔の誘惑
映画の光に照らし出されること―『あなたがいたら』によせて
『光る女』、箱の中の水
『ラブ・ストーリーを君に』、悲しみの中で微笑した少女
ジョン・ヒューストンの『ザ・デッド』―映画の歌心
街角を歩こう!―ルビッチ、ドイッチと足並みそろえて
『アビス』、深渕を貫く声
ホウ・シャオシェンの微笑
“普通の映画”を探して―アメリカ映画1978‐1988
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