日本映画の現場へ
映画は現場だ! 精力的に撮影現場を訪ね、日本映画の現在を探り続けてきた著者が、ずばぬけた面白さに満ちた現場ルポを集成。映画人たちの熱い肉声が響く。
- シリーズ:単行本
- 2,314円(税込)
- Cコード:0074
- 整理番号:
- 刊行日:
1989/07/31
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:四六判
- ページ数:400
- ISBN:4-480-87162-4
- JANコード:9784480871626
- 在庫 ×
誕生する、その瞬間を見届けること。精力的に撮影現場をたずね、日本映画の現在を探り続けてきた著者が、ずばぬけた面白さに満ちあふれる現場ルポを、ここに集成。シネアストたちの魅力的な横顔、熱い肉声が、読者を一気に〈映画〉の核心へとひき込む。
中島貞夫の現場へ―『制覇』 やくざ映画の復活か、映画の夢の蘇生か
三村晴彦の現場へ―『天城越え』 大型新人の映画的情熱の行方
小沼勝の現場へ―『縄と乳房』 官能的な映画の肉体が誕生するとき
田中登の現場へ―『丑三つの村』 ヤバイ魅力の映画が挑発する
横山博人の現場へ―『卍』 関係の渦が関係のドラマを生む
森田芳光の現場へ―『家族ゲーム』 新しいタイプの映画職人が行く
神代辰巳の現場へ―『もどり川』 無頼の歌人に熱い映画魂を託して
工藤栄一の現場へ―『逃がれの街』 青春の日常からハードボイルド活劇へ
伊藤俊也の現場へ―『白蛇抄』 エロチシズム映画と映画的エロスと
森崎東の現場へ―『生きているうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』 映画的エネルギーが爆発する狂騒曲
石井聡亙の現場へ―『逆噴射家族』 破天荒な“家族アクション映画”の出現
崔洋一の現場へ―『友よ、静かに瞑れ』 映画精神としてのハードボイルド
井筒和幸の現場へ―『二代目はクリスチャン』 “虚構の虚構”のエロスが弾む
鈴木則文の現場へ―『大奥十八景』 “摩訶絶品”の娯楽映画を求めて
沢井信一郎の現場へ―『めぞん一刻』 監督と女優の闘い、そして遊び心
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